MC-R510で遊ぶ

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以前先輩にもらった(借りた?)NEC Mobile Gear II MC-R510 を部屋で見つけて,ちょっと開いたらまたいじりたくなった.

ACアダプタが行方不明なので取り敢えず MyBattery PRO を繋いだら動いた.
これは新モデルの MyBattery Pro n
容量は同じ 4,400mAh
電圧は 5.0/6.0/7.2V と可変。
プラグも 3.5/4.0/4.7mmに対応。
でも外すと初期化されるので内蔵電池がダメのようだ.
NEC お得意のパナソの VL2330 かなと想いバラしたらもう少し薄い東芝の IVR2025 だった.
取り敢えず某店で10円で買ったSONYのCR2330を付けて組み立てた.

メモリは最大の32MBに増設してあるが,ROMのアップグレードはしていないので CE2.01 だ.

使えるようにネット環境をと色々やり始めた.
アップデータが色々出てるが必要なものだけ入れる.
NIC の Buffalo LPC2-T は CD-ROM から ne2000.dll を入れたら動く.
無線LAN の Buffalo WLI-PCM-L11GP は WLWCE406.exe の Network.MIPS.cab と WaveLAN.R4000.cab を入れる.dll は wvlan46.dll で,無線の設定はコンパネにある WaveLAN だ.

ACアダプタも無事見つかり,ネットで情報を集めていると鯖を立てられることが分かった.
本体の消費電力が 3.6W なのでかなり地球にやさしい.
ま,MODEM やルータ等の消費電力の方が遥かに多いことは確かだが.
CE2.0 用の webserver はなかなかなくなんとか CET WebServer と言うのを見つけた.サイトはもうない.
ネットによると入れるのは簡単だが不安定とのこと.あと,公開するフォルダが固定で,CF 等の外部メモリにできないらしい.
C++ のソースが付いているので取り敢えず見た.何とかなりそうなので手をつけることにした.
環境はネットから手に入る.M$ の eMbedded Visual Tools 3.0 に対応外の CE2.0 用 SDK を無理やり突っ込んでコンパイルしてみた.
公開するフォルダのパスを指定できるようにして,不安定な原因らしいところを直した.
公開フォルダを CF に取れるので本体メモリを圧迫しないで済むのは精神衛生上かなりいい.
ログを取れるように思案中である. Apache と同形式のログ(combined)を取れるように改造した.

母艦とのシンクロだが,シリアルケーブルがないのでなんとかパートナーシップを組まずにいきなり LAN で ActiveSync したいのだが,全く繋がらない.
取り敢えず Note に ActiveSync を入れて IrDA でパートナーを組ませてからレジストリだけメイン機に持ってくる作戦を取る予定である.


初版 2006-04-08(Sat)
 
第2版 2006-08-02(Wed)
生ログを取れるように改造を追記.