Ver5.01J からのアップデートは Windows 環境がないと実行できない
(バッチファイルの patch-nt.exe を以前のアップデータで使用した patch.exe に置き換えれば実行出来るかも知れません).
しかし,パッチが当たった実行ファイルはほぼ全て英語版の EXE になるようです(stub が英語版).
英語版の stub は exe 内部に記述されている日付が MM/DD/YY になっていて,日本語版は YY/MM/DD になっている.
英語版なので,NEC の DOS6.2 では不具合が発生する.
英語版の EXE から抽出した 32stub.exe は動くようですが,16stub.exe は 98DOS 環境では不具合が発生した
(具体的には,read only でファイルをオープンしたのにファイルを破壊された).
この BCC32 v5.2 から __int64 がサポートされている.
pure DOS で 5.02J の BCC32.EXE を使用する場合は,
GetVersionEx() と IsDBCSLeadBytesEx() が解決できないので
パッチを当てる必要がある.GetVersionEx() の方は pure DOS では呼ばれないので
適当な API に名前を変えるだけで良い.IsDBCSLeadBytesEx() はパラメータを1つ
少なくして IsDBCSLeadBytes() を呼ぶように変えると良い.
ただし,引数を与えずに BCC32 を起動した場合,コンパイラオプションの表示の
最後に "Internal Compiler Error" と気持ちの悪いメッセージが表示される.